20代の若者が1か月「紙の新聞」を読んでみたら、どうなるのか?
SNS全盛で紙の新聞を読む人は減るばかりです。だからこそ、スマホを離れて「新聞を読むこと」のメリットは大きくなっています。とはいえ、読んだことのない人には、メディアとしての新聞の強みや読み方はピンと来ないかもしれません。そこで、元日経新聞の記者である高井宏章さんに、誰でも気軽に「1か月間で新聞を読む人」になれる教室を開いてもらいました。「まずは紙面をめくってながめるだけ」からはじめて、毎日、深く・鋭く読めるようになるまでのコツを伝授します。高井さんの楽しい新聞教室、開講です!
*本書目次
はじめに 「読まなくていい」新聞ほど、便利なメディアはない
第1章 紙の新聞、読んだことある?
いまどき、誰も読まない?
高い? 安い? 「紙の新聞」のコスパ
新聞の価値の5割は「見出し」
新聞は「前」と「左」がえらい
社説はひとまず読まなくていい?
陰謀論へのワクチン
ミニコラム 「かつての新聞大国ニッポン」
第2章 見出しだけ読んでみた(〜10日目)
新聞は飛ばし読みが前提
面白いと思ったところだけ読む
すべてつながっている!
高井流「破いて保存」
「すぐ捨てる」が大事
紙だから楽ができる
「もうひとつの1面」文化面
ミニコラム 紙の方がアタマに入る?
第3章 破いて読んでみた(〜20日目)
引っかかったら、とにかく「破る」
コミュニケーションの土台になる
「前文」だけ読めばいい
新聞作りにかかる膨大なエネルギー
ミニコラム 「信頼できる」けど「読まれない」
第4章 紙の新聞を読むということ(〜30日目)
1か月読んでみて
新聞のコスパは?
中上級者向けのおまけ
たかが新聞、されど新聞
(布施川)「新聞=オジサンのもの」じゃない
(新倉)世界を見る解像度が上がる
(高井)「ゼロから」でも新聞は読める
あとがき
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。