初のアメリカ滞在後の一九七七年から、NAMの渦中にあった二〇〇一年まで、単行本未収録インタヴューを中心に十三篇集成。『日本近代文学の起源』『隠喩としての建築』『探究』『“戦前”の思考』『倫理21』と繋がる、強靱な思考の展開を、自らやさしく語りかける。世界と拮抗し、常にラジカルである“柄谷思想”の最高の入門書。さらには、柄谷行人の「哲学的バイオグラフィー」ともいえる一書。
単行本未収録インタヴュー集第一弾。イェール大学での講義を終えてからNAMでの活動を始める21世紀初頭までの発言と軌跡を辿る。
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