「ひとはただ善いものを読むことによって善いものと悪いものとを見分ける眼を養うことができる」西田幾多郎、リッケルト、ハイデガーらに師事、近代日本思想界に多大な足跡を残しながら、敗戦後も続いたファシズムによる拘禁下で非業の死を遂げた哲学者・三木清。自らの体験に即しながら、読書の方法、哲学の学び方、青春とは、人生とは何かを真摯に綴る、不朽の名著。
ファシズムに抗し獄死した近代日本を代表する哲学者による読書案内であり、秀逸な人生論でもある。混迷の時代を生きる現代人必読の書
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。