近代日本の右翼思想/片山杜秀

著:片山杜秀
出版社:講談社
発売日:2007年09月
シリーズ名等:講談社選書メチエ 396
キーワード:近代日本の右翼思想片山杜秀 きんだいにほんのうよくしそうこうだんしやせんしよ キンダイニホンノウヨクシソウコウダンシヤセンシヨ かたやま もりひで カタヤマ モリヒデ
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内容紹介
躓きの石としての天皇 超克されざる「近代」
――近代日本のパラドクス

革命への赤き心は、なにゆえ脱臼され、無限の現状肯定へと転化されなければならないのか。躓きの石としての天皇、超克されざる「近代」――北一輝から蓑田胸喜まで、西田幾多郎から長谷川如是閑まで、大正・昭和前期の思想家たちを巻き込み、総無責任化、無思想化へと雪崩を打って向かってゆく、近代日本思想極北への歩みを描く。

[本書の内容]
●「超―国家主義」と「超国家―主義」
●万世一系と「永遠の今」
●動と静の逆ユートピア
●「口舌の徒」安岡正篤
●西田幾多郎の「慰安の途」
●アンポンタン・ポカン君の思想
●現人神

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