絶望の精神史/金子光晴

著:金子光晴
出版社:講談社
発売日:1996年07月
シリーズ名等:講談社文芸文庫 現代日本のエッセイ
キーワード:絶望の精神史金子光晴 ぜつぼうのせいしんしこうだんしやぶんげいぶんこげん ゼツボウノセイシンシコウダンシヤブンゲイブンコゲン かねこ みつはる カネコ ミツハル
関連商品リンク

内容紹介
貧しい空寺の番人で絶望の生涯を終えた金子光晴の実父。恋愛神聖論の後、自殺した北村透谷。才能の不足を嘆じて自分の指を断ち切り芸術への野心を捨てた友人の彫刻家。時代の奥の真裸の人間を凝視する明治生まれの詩人が近代100年の夢に挫折した日本人の原体験をたどり日本人であるがゆえの背負わされた宿命の根源を衝く。近代史の歪みを痛烈に批判する自伝的歴史エッセイ。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。