

本書は、1976年に出版された「生化学」を母体として刊行されてきた「医化学」(1981年)ならびに「医学生化学」(1987年)に続くものとして、これらと同様に将来医師、医学研究者となる医学生が最小限必要とする基礎知識に加え、膨大な新しい知見が続々と提供されつつある中で、さらに教科書に加えなければならないと考えられる重要事項、概念を精選することを編集の基本方針とした。「医学生化学」が刊行されてから10年余り最も進展した事柄は細胞活動の分子レベルでの解明であり、これらは病因、病態の理解に不可欠であり、細胞活動の分子的基盤として重点的に著した。
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