捨身の仏教 日本における菩薩本生譚/君野隆久

著:君野隆久
出版社:KADOKAWA
発売日:2019年10月
シリーズ名等:角川選書 627
キーワード:捨身の仏教日本における菩薩本生譚君野隆久 しやしんのぶつきようにほんにおけるぼさつ シヤシンノブツキヨウニホンニオケルボサツ きみの たかひさ キミノ タカヒサ
関連商品リンク

内容紹介
飢えた虎に身体を食わせた王子、自分の肉を割き鷹から鳩を救った王―。釈尊の前世を鮮烈に描く本生譚は、インドからはるか日本へ渡り、大乗仏教の慈悲を説く物語として定着した。しかしこの「流血」の倫理は、苦行を否定する仏陀の教えと対極にあるものではないのか。それがなぜ、明恵、近松門左衛門、宮澤賢治、和辻哲郎、手塚治虫らを魅了しつづけたのか。思想や表現における受容から、仏教と文学に新たな光をあてる日本文化論。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。