空海「弁顕密二教論」/空海/加藤精一
著:空海 訳:加藤精一
出版社:KADOKAWA
発売日:2014年11月
シリーズ名等:角川ソフィア文庫 G1−13 ビギナーズ日本の思想
キーワード:空海「弁顕密二教論」空海加藤精一 くうかいべんけんみつにきようろんかどかわそふいあぶ クウカイベンケンミツニキヨウロンカドカワソフイアブ くうかい かとう せいいち クウカイ カトウ セイイチ
空海が唐から学んできた教え(密教)と、他の一切の教え(顕教)の違いはどこにあるのか。唐から帰国して間もないころの若き空海が、その相違点を明らかにし、密教の独自性と優位性を理論的に主張する。十九の論点で示される仏身観、仏陀観は明瞭で、のちの密教教理の確立における先駆的成果となった。空海の思想を理解するための必読の書を、詳細な注とわかりやすい現代語訳で読む。原文読み下しも収載する最良の入門書。
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