

悪女と名高い夏雲は、可愛い物に目がない普通の女の子。ところが夏雲のなりゆきな悪女ぶりに他国の三妃が膝をつき、皇太后は悪事が露見され冷宮へ幽閉された。だがその皇太后から夏雲へ書状が届く。除塵の儀―大掃除のため嫁として姑孝行に来い、という文書だ。これは果たして罠なのか。悩んだ末に、夏雲は官女とともに秘策をもって、乗り込むが―?一方夏雲に、初恋の君の皇帝・佩芳へ秘めた想い(と控えめな胸の存在)を告げる時が訪れた。悪女の儚い恋と、姑との軋轢が波乱を呼ぶのか?刮目の最終巻!
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