後宮に仕込まれた『不苦の猛毒』に薬で対抗し、皇帝・朱心を守った英鈴。この度異国から来た通問使が英鈴に『不苦の良薬』の開発を依頼してきた。引き受けるも、朱心はなぜか薬師の少年・緑風にも開発を命じる。さらには優れた処方を作った方を皇帝専属のお薬係にって…もしや交代の危機!?期限はたったの五日。しかも文化が異なるため処方の開発に難航する一方、新しく入った宮女・翠玉が制度を破り秘薬苑へこっそり入ったことに気づく。敵の回し者かと疑い始めたところ、彼女の容貌に引っかかりを覚え―?
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