離縁を目指して入内したものの、目を覚ますと正妃になっていた暁下姫。高まる世継ぎへの期待もどこ吹く風、薬師目指して貴重な本を読み漁る日々を過ごしていた。そんな時、都に鬼が出現したと報告が入る。さらに、鄙の地で相次いで村が消えたというのだ。事態を重く見た朝廷では帝自ら鬼の平定に赴くことになり、貴族の策謀を感じた暁下姫も変装し、こっそり同行するのだが…。消えた村の真相、そして鬼の正体とは?全てが見えた時、帝に一本の矢が突き刺さる!大人気平安ファンタジー、待望の続編!!
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