

“夜桜荘にいらっしゃい”―高校生の春馬の元に届いた一通の手紙。差出人は先月に亡くなった姉の葉子だった。桜の舞う古風なアパートで、春馬は幽霊として暮らしていた姉と再会する。だが―「お前の姉は、地獄行きだ」そう告げたのは風変わりな鬼を自称する男・薄録。明るくて真っすぐだった姉は、死後の裁判で“嘘を吐いた罪”に問われているという。戸惑う春馬に、薄録は葉子の無実を証明するための閻魔帳作りを持ちかけてきて…?もう一度大切な人に会えたなら。死者と生者の心を繋ぐ感動の物語。
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