黎明国女王位の正統なる継承者が山越国にあり―スウェンが女王に即位して一ヶ月半、不穏な密書が朱暁宮を揺るがす。正統なる継承者“もうひとりの王女”の正体とは…?混乱の中、諸国を統率する重圧に悩むスウェンの傍で、弟のキナンもまた自らの内に潜む昏い本性に苦しんでいた。真相を突き止めるべく動きだしたスウェンだが、そこには女王の血脈をめぐる隠された真実が…。できることならどうか、幸せに生きてほしい―花の痣と予知の力を背負う王女たちの運命を描くグランドロマン、続編登場!
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