マッキンレーへの挑戦/植木 毅

 昭和45年7月5日、日本のプロスキーヤー植木毅氏により、北米大陸最高峰アラスカのマッキンレー山山頂(標高6119m)から、人類初滑降という偉業がなされました。
 この本はその植木氏を隊長として、マッキンレーの登頂と滑降に挑んだ日本マッキンレー・スキー登山隊の記録です。
 約一カ月半に及んだ登山と山頂からの滑降、下山に至るまで、日記形式で詳細に書かれた文章(マッキンレー・スキー登山日記)と、各ページに添えられたたくさんの写真が登山とスキーの様子を鮮明に描いています。
 さらに、この本では植木氏だけでなく登山隊員による座談会を行なって「登山とスキー」「スキー登山と装備」について自由に語った内容も文章に残しています。
 出席者全員が楽しそうに登山とスキーについて語る内容が、この本を単なる登山記録に終わらせず、山岳スキーの面白さと魅力を伝えるものにしています。

(この本は復刻版です)
著者のプロフィール
 植木 毅
 昭和12年1月新潟県妙高燕温泉に生まれ、福岡高校、笹川幸雄氏らにスキー技術を学ぶ。
 学生時代は競技で活躍し、昭和39年には第1回デモンストレーターとなる。
 翌年プロに転向。41年には日本アルペンスキー学校を設立し、現在も現役として同校でスキーを教えている。
 「深雪の名手」として知られ、自然を滑ることを目的とする独自の技術を広めている。
 昭和42年に日本の北アルプス穂高岳の滝谷を初滑降し、43年にヨーロッパ最高峰モンブラン北壁の滑降(4人目)に成功。昭和45年は北米最高峰マッキンレー山頂からの滑降にも成功。さらにロシアエルブース山登山と世界初滑降など世界の山を滑り歩いた。
著作 氷壁の滑降 山岳スキー術等多数
制作フィルム マッキンレーへの挑戦等多数。
 本書の映像をまとめたDVD「マッキンレーへの挑戦」は再編集して現在も発売中。

自然を滑ろう
  −植木毅氏と日本アルペン スキー学校私的応援サイト
http://arukuski.sakura.ne.jp/top/modules/pico/index.php?content_id=8