人物往来 心に響く人間像/竹内 資郎

物心ついた頃から八十路半ばとなった今日までの我が人生において、私の意識の中を駆けめぐった数えきれないほど多くの先人たちの往来があった、それらの先人たちの中でも、特に「心に響く人間像」があった。
則ち、○武士道の極み、忠臣蔵の登場人物。○日本仏教の宗祖及び高僧・名僧。○我が国の植民地化、隷属化から防いだ幕末・明治維新の立役者。○偉人たちを育み、支えた母や妻女たち。○その他文化人や芸術家等々。計80名を紹介するものである。
これらの先人たちの生き様が、我が人間形成において、少なからず良い影響を与えてくれたと思うのである。

■□ 著者のプロフィール ――――――――――――――□■

竹内 資郎(たけうち しろう)
昭和11年兵庫県で生まれ、県立北条高校卒業。
昭和31年兵庫県警察官拝命、約40年間勤務。
その間、近畿管区警察学校教授、網干署長、神戸水上署長、阪神淡路大震災激震地の西宮署長を歴任し、平成9年県警本部生活安全部長を最後に定年退職。
平成26年秋の叙勲で瑞宝小綬章を受章。

退職後は兵庫県加西市所在の古法華石彫アトリエ館に所属し、十一面観音菩薩立像、釈迦涅槃像、七福神石像の外、薬師三尊磨崖仏、阿弥陀如来磨崖石像及び達磨尊者磨崖石像など30数体の石仏を彫る。
現在も仲間と共に石仏を彫っている。