パンドラ VI/「パンドラ」刊行委員会
「パンドラ」は日本国籍の詩人・文学者と海外の詩人・文学者が手を繋いで作品を発表する年刊のご本です。基本としては対訳形式を採用しています。バイリンガル・マルチリンガルですが、英語、日本語、ハングル、ドイツ語などが現在の主流です。
また参加者の出身地、宗教、国籍の差異は問いません。同時に、詩歌やエッセイばかりではなく、写真、イラスト、絵画、書などいかなるジャンルも問いません。詩歌も自由詩だけではなく短歌・和歌・俳句(言語を問わない)、民謡・バラッド・ソネットなど歓迎です。
「パンドラ」VI号の日本側参加者は藤田晴央、秋田高敏、秋葉信雄、崔劉源、郡山直、林宏匡、中尾彰秀、松尾静明、市川ツタ、岩井昭、長津功三良、岡山晴彦、植木信子、山口敦子、草倉哲夫、原詩夏至、杏平太、働淳、きしもとタロー、梁瀬重雄、渡邊那智子、山本由美子、前原正治、安森ソノ子、酒井力、志田静枝、志田道子、水崎野里子、その他、代表的な現代詩人です。海外からの参加者は、エドワード・レビンソン、スコット・ワトソン(米国出身、現在日本在住)、プリーティ・セングプタ(インド出身、ニューヨーク在住)、ウベ・ワルター(ドイツ出身、京都在住)など。
発刊ごとに「東京ポエトリー・リーディングの会」を開催しています。昨年はズーム大会でした。そして我々は芸術によって、現況のいかなる境をも超えて、現在の国際的な愛と平和と友好に寄与することを望んでおります。
■□ 著者のプロフィール ――――――――――――――□■
水崎野里子(みずさき のりこ)
1949年東京生まれ。翻訳者、エッセイスト、詩人(和歌、俳句も含む)。早稲田大学第一文学部英米文学科卒。同大学文学研究科修士・博士課程修了。早稲田大学第二文学部英語非常勤講師(1981〜1983)、駒澤大学外国語学部英語非常勤講師(1984〜2020、2020年3月31日付にて定年退職)。
翻訳書対訳版:イーヴァン・ボーランド『暴力の時代の中で』(Eavan Boland: From IN A TIME OF VIOLEMCE, 2016, Book Way:ブックウエイ)
復刻版『英米女性五人詩集』(Five English & American Women Poets, 2018, Book Way)
新川和江・水崎野里子『おばさんから子どもたちへ贈る 詩の花束』(Kazue Shinkawa & Noriko Mizusaki: From Aunties to Children/ A Gift Of A Bouquet of Poems, 2018, Book Way)
翻訳・エッセイ:『シェイマス・ヒーニーの詩と語り 土の力・父の力』(日本国際詩人協会、平成23年。電子書籍版おいかぜ書房)
バイリンガルアート総合誌『パンドラ/PANDORA』 I, II, III, IV. (2015, 2016, 2017, 2018. Book Way)
歌集『長き夜』、『恋歌』。詩集『アジアの風』、『ゴヤの絵の前で』、『愛のブランコ』他。
2014年度UPLI世界詩人会議大阪大会プレジデント歴任。現UPLI・国際桂冠詩人協会理事。
日本ペンクラブ、現代詩人会、日本詩人クラブ他会員。バイリンガル詩誌「パンドラ」主宰。
海外詩祭に英語詩で参加多数。受賞歴:マイケル・マドフスダン金賞(インド・コルカタ)、隠岐後鳥羽院和歌大賞、世界詩人会議ゴールド・クラウン桂冠詩人賞、他。