作用素環入門II C*環とK理論 三省堂書店オンデマンド

出版社:岩波書店
著者名:生西明夫/中神祥臣

作用素環のうち,とくにC*環についてI巻と独立して読めるようにまとめた.C*環の個々の具体例をそれぞれに固有な道具立てとともに紹介したのち,K理論の基礎部分を簡単に紹介し,先に紹介した具体的C*環でK群の計算を行う.C*環を用いた非可換複素ベクトル束の記述が自然な数学的対象であることがわかるだろう.