紫微斗数占い実践鑑定メソッド〜生まれた時間で知る究極の東洋占星術〜 三省堂書店オンデマンド

出版社:ファストブック
著者名:中島多加仁
【「はじめに」より一部抜粋】
アメーバブックス(幻冬舎)から『紫微斗数占い入門』を出版したのが2009年。
あれから、ずいぶん数年が経ちました。
最近では、紫微斗数を学ぶ人もかなり増えて、街の占い館やインターネットでも、紫微斗数を使う占い師を少しだけ目にするようになりました。
10年前には、専門家ですらその存在を知らなかったマニアックで本格的な東洋の星占い。
他の占いと比べて、どこに違いがあるのでしょうか。

簡単に言うと、とにかく具体的で、現実的に「当たる」という点です。
さらには、
「自分は何のために生まれ、どこに向かっているのか?」
という哲学的な答えを導きだせたりもします。
かなり万能な占いですから、知りたいジャンルを絞って、細かく見ることができるのです。
そんな使いやすさと的中率の高さもあって、今ではプロの占術家なら「名前くらいは聞いたことがある」というほどの知名度にまでなりました。
にもかかわらず、一般的なレベルでは、その名をはじめて耳にする人もまだまだたくさんいます。
では、そんな《めちゃくちゃ使える占い》が、なぜあまり知られてないのでしょう。


(後略)


【目次】
まえがき

第1章 命盤は「人とは何か」を知る便利な道具
★紫微斗数は約24万8千通り
★時代は占星術を必要としている
★インド占星術から中国占星術へ
★紫微斗数の特筆すべき存在感
★月の占星術だからこそ生命の本質に迫れる

第2章 メインになる十四主星を覚える
★主星に吉凶はなく、あくまでキャラクター
★紫微系星とは
★関連づけて覚えていく
★天府系星とは
★対宮とは
★殺破狼とは
★上下関係と協力関係という2種類のグループ

第3章 命盤を構成する十二宮と身宮
★まず十二宮を押さえておく
★隣宮の関係
★三合宮の関係
★対宮の関係
★三方四正とは
★身宮は6つの宮と同宮する
★生まれ時間と身宮の法則

第4章 主星を配置し終わった命盤を見てみよう
★宮に入る主星の数
★同じ「宮」に主星が2つ入る場合
★主星がひとつも入っていない場合
★輝度は全部で4段階
★命宮の主星でわかる2つのタイプ
★紫府廉(しふれん)系
★機月(きげつ)系
★なぜ2タイプに分かれるか
★筆者の命盤を例題に
★結果主義と過程主義
★恋愛と対人関係での2タイプの違い

第5章 副星は現象よりも吉凶を優先させる
★副星の強弱と意味
 副星は主星に比べて、数が多いので単純に暗記するのは大変
 副星の解釈でつまずきやすい原因
 まずは、12個ある吉凶がはっきりとでる副星から
★双星について
 双子だと何か意味があるのか
 加会(かかい)
 狭照(きょうしょう)
 狭破(きょうは)
 軽い吉凶がある副星
 吉凶がない副星
 1 人間関係、社会性に関係する星
 2 精神性に関係する星
 3 雰囲気に関係する星
 4 美意識に関係する星
 5 感情の出し方に関係する星
★副星の強弱と意味について

第6章 四化星で願望が叶いやすいか、叶いにくいかを判断する星
★四化星の役割
★因縁について
★願望が叶いやすい3つの吉星
『化禄・化権・化科』=願望が叶いやすい星
『化忌』=望達成への障害となる星
★前提:星の解釈にはルールがある
★吉星(化禄・化権・化科)と凶星(化忌)が同宮した場合

第7章 例題での具体的な解釈
★占うテーマは「宮」で区別する
★「命宮」単体を判断する方法について
★足し算で解釈する
★星は『欲望』をあらわしている
★まずは大枠を決める『主星』から
★次に副星を考察する
★解釈のおさらい
★ふたたび三方四正について
★3つのルール

第8章 恋愛と結婚についての判断方法
★恋愛と結婚について解釈の手順
★夫妻宮を中心とした三方四正で解釈
★夫妻宮の対宮としてみる場合
★桃花星に注目する
★主星と副星を合わせて考察
★三方四正のどの宮に吉星が多いかで見分ける

第9章 相性の判断方法
★相性には5つの種類がある
★カラダの相性を見る手順
★ココロの相性を見る手順
★縁の深さを見る手順
★三種類の相性診断法を合わせて考察

第10章 いつ何が起こるか ― 時期の判断
★流年法で人生の時期を探る
★大限における年の扱い
★太歳とは、その年の十二支の宮のこと
★北斗星は前半で南斗星は後半に働く
★流年における主星の役割
★流年での副星の役割

あとがき