茶狂が観た美の在りか / 林屋晴三
陶磁史研究者・林屋晴三(1928〜2017)が惚れ込んだ茶碗、花器、壺、筥、水指など、茶道具の名品から現代陶芸や絵画まで約100点の魅力を読み解く。寄稿:千宗屋(茶道 武者小路千家第15代家元後嗣)。稀代の目利き、陶磁史研究者・林屋晴三(1928〜2017)が、惚れ込んだ茶碗、花器、壺、筥、水指など、茶道具の名品から現代の陶芸、絵画や書まで約100点の作品の美しさについて、作家の人間性について、そして美の歴史について説く。著者にとっての「美の在りか」がここに結晶化。日本陶芸史、特に茶陶(茶道用陶器)の分野において「鑑賞陶磁」の概念を打ち立てた著者が、古陶以外にも言及した他に類のない1冊。<br>寄稿:千宗屋(茶道 武者小路千家第15代家元後嗣)、伊藤嘉章(愛知県陶磁美術館総長、町田市立博物館館長)。<br><br>※月刊誌「アートコレクター」(現「Art Collectors’」)2007年冬号(創刊号 No.1)〜16年12月号(No.93)にかけて掲載された人気連載「林屋晴三の眼」全91回から80回を単行本としてまとめたものです。<br>林屋晴三
生活の友社
2025年07月
チヤキヨウガミタビノアリカ
ハヤシヤセイゾウ
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