在日朝鮮人とハンセン病 / 金 貴粉 著

日本のハンセン病史がこれまで置き去りにしてきた朝鮮人患者・回復者の歴史と現在を明らかにした、もうひとつのハンセン病史。この社会には明らかにしなければならないことがあります。<br>朝鮮人のハンセン病患者・回復者の歴史もその一つです。<br>彼ら彼女らは、いかなる経緯で発病し、どのように遇され、いかに生きてきたのか、また生きているのか。そして、生きてこれなかったのか。その事実を知ることは日本のハンセン病史に新たな光を当てるはずです。<br>現在80歳を超えようとする高齢の患者・回復者で、ご存命なのは50名足らずです(2018年時点)。残された月日もそう長くはありません。<br>著者はそんな彼ら彼女らの声を全国各地の療養所をまわり、ひとつひとつすくい上げながら、在日朝鮮人ハンセン病患者・回復者の歩んできた道のりと生き様をたどります。ぜひ、そうした声に耳を澄まし、その歴史を感じ取っていただきたいと思います。<br>金 貴粉 著
クレイン
2019年03月
ザイニチ チヨウセンジン ト ハンセンビヨウ
キン キブン
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