うしろめたさの人類学 / 松村 圭一郎 著

市場、国家、社会…<br />断絶した世界が、「つながり」を取り戻す。<br /><br />その可能性を、「構築人類学」という新たな学問手法で追求。<br />強固な制度のなかにスキマをつくる力は、「うしろめたさ」にある!<br />「批判」ではなく「再構築」をすることで、新たな時代の可能性が生まれる。<br /><br />京都大学総長・山極壽一氏推薦!<br /><br /><br />世の中どこかおかしい。なんだか窮屈だ。そう感じる人は多いと思う。でも、どうしたらなにかが変わるのか、どこから手をつけたらいいのか、さっぱりわからない。国家とか、市場とか、巨大なシステムを前に、ただ立ちつくすしかないのか。(略)この本では、ぼくらの生きる世界がどうやって成り立っているのか、その見取り図を描きながら、その「もやもや」に向き合ってみようと思う。<br />――「はじめに」より<br>松村 圭一郎 著
ミシマ社
2017年10月
ウシロメタサ ノ ジンルイガク
マツムラ ケイイチロウ
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