ナイチンゲールの『救貧覚え書』から看護と福祉の連関を見直そう! 「ナイチンゲール看護研究会・滋賀」の学びと歩み 令和元年9月〜令和2年10月

ナイチンゲールの著書『救貧覚え書』を教材に、学びを続けてきたことをまとめたもの。研究会では、ナイチンゲールの著作である『看護覚え書』『病院覚え書』および『救貧覚<br />え書』を用い、これまでにも学びと歩みを「ナイチンゲールの看護思想を実践に活かそう!―「ナイチンゲール看護研究会・滋賀」の学びと歩み―(サンライズ出版、2019)、「ナイチンゲール『病院覚え書』から看護の視点で病院を見直そう!―ナイチンゲール看護研究会・滋賀」の学びと歩み―(サンライズ出版、2020)、の2 冊にまとめ出版してきた。その後『救貧覚え書』を教材に学びを続けてきたことをまとめたものが本書である。なお、この教材は、金井一薫氏の翻訳による『救貧覚え書』を活用させて頂いた。最後に『救貧覚え書』は論文であるため、内容を便宜上5 分割し、各々を第2 章から6 章としてまとめた。<br>