台湾民主化の先駆者 雷震伝 / 薛化元
20世紀中国・台湾の激動の時代を自由と民主憲政への信念と共に生きぬいた雷震。その生涯を膨大な史資料から克明に描き出した労作。中国大陸出身で、国民党幹部であった雷震。しかし、リベラルな政論雑誌『自由中国』誌の責任者としての言動が?介石の忌諱に触れ、1960年から10年間を獄中で過ごす。雷震とその同志たちが生涯をかけて自由と民主憲政を追求した姿は、70年代以後の台湾民主化運動の重要な思想的資源となり、後続世代の政治運動家たちに継承されていく。20世紀、中国・台湾の激動の時代を生きぬいた雷震の生涯を膨大な史資料から克明に描き出した労作。<br>薛化元
三元社
2025年02月
タイワン ミンシユカ ノ センクシヤ ライシン デン
セツ カゲン
/