KYOTO JOURNAL 107(2024)

「Fire&Kyoto」をテーマに、大文字送り火や鞍馬の火祭などをはじめ京都と切っても切り離せない存在の「火」を掘り下げる。洗練された記事とアート性が高い評価を得る英字紙。<br>待望の最新号は、特集「火と京都」!<br><br>大文字送り火や鞍馬の火祭・阿含宗星まつり・愛宕山信仰などをはじめ、火は京都の日常生活や儀式の一部として、複雑に絡み合ってきた。また、儀式や祝祭だけでなく、美学的感性を形づくる役割も持ち合わせている。単なる実用性にとどまらず、日本の伝統に深く根ざした精神的および美的な側面を具現化してきた存在と言えるだろう。<br>今号では、そんな京都と切っても切り離せない存在の「火」にフューチャーし、そのつながりを、写真、エッセイ、インタビュー、詩など、さまざまな表現を通し掘り下げていく。<br>京都における「火」の文化的景観に対する深い理解を促す、豊かなパースペクティブを覗く。<br>
紫紅社
2024年07月
キヨウト ジヤ−ナル 107
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