呉訥撰・若山拯訓読『祥刑要覧』の訳注 旧中国の裁判の教訓と逸話 / 佐立治人

旧中国の裁判に関する教訓と逸話を集めた『祥刑要覧』は、江戸時代の日本でも刊行され、よく読まれた。本書はその訳注書である。『祥刑要覧』は、明の都察院(官吏の不正を糾弾する官司)の左副都御史(次官)を勤めた呉訥(1372〜1457)という人が、正しい裁判を行うための指針とする目的で、経書や歴史書の中から裁判の教訓となる文章を抜き出して、編集したものである。江戸時代の我が国でも何度か刊行された。本書はその訳注書である。<br>佐立治人
関西大学出版部
2024年01月
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