心と身体のあいだ ユング派の類心的イマジネーションが開く視界 / 老松 克博 著
ユングが提唱した「類心的無意識」は、心身症、発達障害、健常者の心身の成長の理解に新鮮な示唆を与える。精神科医である著者が、アクティヴ・イマジネーションやボディーワークを通じて見出した心と身体の関係とは。無意識の最深層では、心と身体ををつなぐ移行的領域である類心的無意識に至る。ユングが提唱したこの概念は、内因性精神病、器質性精神障害、発達障害などの問題のみならず、健常者の心身の成長、人間と世界の精妙な関係性にまつわる問題に対しても、有用かつ新鮮な示唆を与える。ユング派分析家・精神科医である著者が、アクティヴ・イマジネーションや武道などのボディーワークを通じて見出した心と身体の新たな関係とは。<br>老松 克博 著
大阪大学出版会
2019年01月
ココロ ト シンタイ ノ アイダ ユングハ ノ ルイジテキ
オイマツ カツヒロ
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