遺伝子レベルの栄養学 三石巌講演集より / 三 巌
物理学者である著者が「分子栄養学」を確立した理由と理論を一般向けに分かりやすく説いた講演をまとめた書である。個体差(異なる遺伝子)により必要とする栄養が異なるという「三石理論」が深く理解できる。三石巌の提唱する分子栄養学は、遺伝子の個体差を重視している。なぜなら、「すべて人間は異なる遺伝子をもっているのだから、その人達の必要とする栄養はそれぞれ異なるはずである」という理由からだ。本書では、分子栄養学の第一人者である著者の栄養についての考え方を学べ、自分の健康を自分で守るための栄養について深い理解を得ることができる。著者が長年行ってきた一般に向けての講演をまとめた書であるため、学者でありながらもウィットに富んだ著者独特の語り口から誰にも読みやすい文章となっている。<br>*本書は『三石 巌 全業績27 講演集I 健康の自己管理について』を再編集した復刻版である。<br>三 巌
阿部出版
2025年12月
イデンシレベルノエイヨウガク
ミツイシ,イワオ
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