ボンボニエールと近代皇室文化 掌上の雅 / 長佐古美奈子/著
令和時代を迎え、大幅改訂増補!<br />皇室からの小さな贈り物……明治初期、宮中晩餐会の引出物としてはじまった掌サイズの美しく、粋な工芸品「ボンボニエール」(元は菓子器)を学術的に研究・紹介。貴重な画像をふんだんに使い、皇室文化としての変遷を、明治初期から現代まで、関連する事象などにも目配りしながら丁寧にたどる。たんなる「引出物」ではなく、皇室の文化的使命の一翼を担い。華やかな意匠が施された工芸品として、独自の発展を遂げたボンボニエールを様々な角度から考察した唯一の本格的研究書。オールカラー。<br>