「生きる」ためのがんとの付き合い方 緩和ケア医師ががん患者になってわかった / 廣橋猛

2023年5月にがんと診断され、長期のがん治療を余儀なくされることを公表した廣橋猛医師。がんの緩和ケア医療を専門とし、医師として患者に正面から向き合ってきたが、いざ自身ががん患者になると戸惑うことが多くあったという。本書は自身の体験を踏まえて、医者と患者の2つの視点からがん患者やその家族ががんと付き合っていくために必要な知識を解説していく。<br>がんと診断される人は年間100万人(2019年国立がん研究センター)で、がんで亡くなる人は約38万人。年間の死亡総数に対して26.5%を占める時代である。患者とその家族が「穏やかに」「快適に」過ごすためには病気とどう向き合えばいいのか。本書を読むことで、一般に知られていないがん治療の「真実」と「誤解」が理解できるようになる。<br>廣橋猛
あさ出版
2024年02月
イキル タメ ノ ガン トノ ツキアイカタ
ヒロハシ タケシ
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