倭国の遣隋使 倭王多利思比孤は筑紫国王である / 久保英範

西暦600年の遣隋使派遣をきっかけに日本は律令国家へと歩み出すのだが、そこにはいまだ多くの謎がある。物理学を専門とする著者が、日本書紀や隋書倭国伝などを“実験事実”に見立て、遣隋使の諸問題を合理的に考察する西暦600年の第一次遣隋使派遣。これをきっかけに隋・唐との交流が始まり,日本は律令国家へと歩み出す。<br />いわば古代国家形成の出発点である遣隋使には,いまだ多くの謎がある。<br />物理学をバックボーンとする著者が,日本書紀や隋書倭国伝などを“実験事実”に見立て,遣隋使の諸問題を合理的に考察。<br />7世紀初頭の日本の姿を明らかにする。<br>久保英範
海鳥社
2024年09月
ワコクノケンズイシ
クボ,ヒデノリ
/