サイコセラピーは統合を希求する 生活の場という舞台での対人サービス / 元永 拓郎 著

公認心理師という国家資格ができ,医療や教育現場などでのさまざまな専門職との協働や,多職種の中にあっての専門性,職域の広がりなど,心理支援のあり方は変革期を迎えている。そんな中,心理支援職は,どうサイコセラピーを営む必要があるのだろうか。<br>本書は,臨床現場のリアルを見つめながら,「密室」だけではなくなった心理臨床の世界において,セラピストが目指すべきサイコセラピーのあり方を「統合」に見出すものであり,「まなざし」,「つながり」,「集い」など,独自の臨床キーワードを軸に展開する。2020年代における心理療法/心理支援のあり方を問うた必読の新しい臨床理論。<br>元永 拓郎 著
遠見書房
2021年05月
サイコ セラピ− ワ トウゴウ オ キキユウ スル
モトナガ タクロウ
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