1930年代の只中で 名も無きフランス人たちの言葉 / アラン・コルバン
戦間期フランスの庶民の言葉を聴き取った、コルバン流「オーラルヒストリー」<br>ファシズムの台頭と人民戦線の成立により緊迫高まる1930年代、「普通の人々」は何を考え、感じていたのか――当時の政治観、経済事情、近隣国イメージなどの率直な回想を、30年後の1967年に都市・農村の庶民から聴き取り、記録したのが、若きコルバンだった。『記録を残さなかった男の歴史』で取り組んだ「名も無き庶民の歴史」を、若き日のオーラルヒストリーから蘇らせる。<br>アラン・コルバン
藤原書店
2023年10月
1930 ネンダイ ノ タダナカ デ
アラン コルバン
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