檸檬荘 土居文恵歌集 / 土居文恵/著
「お手」と言えばお手してくれた蝶々が北風に乗り去っていきます<br /><br />土居さんの目に映ったものが全部いきいきと歌の中で生きている。不安や閉塞感がベースにあっても、どこかユーモラスでたくましい。次にどんな言葉がくるのか、わくわくする。自在な言葉の世界に埋もれる楽しさを堪能していると、日常の手触りが変化していく。<br />―東 直子<br /><br /> <br /><br />【収録歌より】<br />ねぇそろそろ許し合おうよ その壁のセロハンテープも琥珀色だし<br />百年も前の詩の中歩く虫 読点の上で潰してあげる<br />ドラえもんと言えばノー、ドゥライモォンと訂正される英語教室<br />街角にある駄菓子屋で消費者になる吾子を見る ひやしあめ越しに<br>土居文恵/著
書肆 侃侃房
2025年12月
レモンソウ ドイ フミエ カシユウ ユニヴエ?ル 26
ドイ,フミエ
ユニヴェール 26/