浜竹 歌集 / 相原かろ/著

異色の歌人による第一歌集。とぼけた味わいのある歌が目白押し。「くっついた餃子と餃子をはがすとき皮が破れる方の餃子だ」「グラウンドに白線を引くごろごろの係でずっといたかった秋」「容器からモモッと注ぐ黒蜜を信玄餅のきな粉がはじく」この夏、一番面白い新人歌集!<br>