日本の家紋
ミニマルにしてシンボリックな意匠の家紋は、<br>すべての紋様の原点でもあり、日本文化の歴史と美の象徴でもある。<br><br>日本の”家”の由来や家系を表すものとして代々伝えられたきた「家紋」は、平安時代に貴族が牛車などに付けたことを起こりとし、武家社会では敵味方を識別するための旗印にも用いられました。やがて太平の続く江戸時代には、庶民にも大いに広まり衣服文化との深いつながりから装飾性が強調され、広範囲に使用されました。<br>本書は、家紋帖の決定版として全4560種をモチーフ別に収録、その豊かなバリエーションをお楽しみいただけます。<br>
青幻舎
2004年05月
ニホン ノ カモン ニツポン
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