生物の科学遺伝 Vol.75No.5(2021SEP.)
ハシビロコウについて形態学、進化学、遺伝学等の観点からアプローチ&動物園での繁殖研究を解説する。巻頭グラビア12頁付き。特集:ハシビロコウの生物学と保全<br>独特な容姿や生態が注目され人気のある、動かない鳥「ハシビロコウ」。<br>現在、世界の飼育個体数の約3分の1以上にあたる14羽が日本の動物園で飼育されているが、絶滅危惧種でありながら生き物としてはほとんど研究されておらず、多くが謎に包まれている。<br>謎多きハシビロコウについて形態学、進化学、生態学、遺伝学など今までに無い多方面の観点から、さらに日本での飼育の歴史、国内外の動物園での繁殖の取り組みについて、各分野の研究のエキスパートたちが集結・解説する。<br>巻頭グラビア12頁はI「日本のハシビロコウ 百態 」/II「ウガンダ・ハシビロコウ「世界ふしぎ発見!」取材記」/III「ウガンダのハシビロコウの生息地」、滅多に見られない多様な表情や野生での姿は必見。<br>一般の愛好家から生き物・動物園関係者、鳥類や生物系の研究者などにもおすすめの1冊。<br>
エヌ・ティー・エス
2021年09月
セイブツ ノ カガク イデン 75 5
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