がんの放射線治療と物理学の役割 / 遠藤真広
放射線治療と物理学の結びつきについて解説する。現在日本人の最大の死因はがんである。しかし過去50年間でがんの放射線治療の技術は日々進歩し、がんに罹患した患者のうち治癒するがん患者の割合は2/3へと増えている。1970年代に登場したCTの発展により病巣の広がりを高い精度で診断できるようになり、1990年代後半に普及した放射線治療によって治療成績が劇的に向上した。そしてこれらの技術は物理学の知見によって進歩してきた。本書では放射線治療と物理学の結びつきについて解説する。<br>遠藤真広
医療科学社
2024年08月
ガン ノ ホウシヤセン チリヨウ ト ブツリガク ノ ヤクワリ
エンドウ マサヒロ
/