根付の図鑑《動物》 吉祥と愛玩の意匠 / 吉田 ゆか里 著

主に江戸時代に愛用された根付を、約200点紹介。根付の愛好家から初めて触れる方まで楽しめる一冊。根付とは、装身具の一種で、江戸時代、印籠やたばこ入れを腰に下げる際、紐の端にこれを取付け、帯をくぐらせて外に出し、紐がはずれないようにしたもの。<br>木、竹、骨、角、金属、水晶、象牙などの材料で、人物、動物、器財などの細密な小彫刻を施したものが多く、工芸品としても発達した。<br>本書では根付の中でも、動物の意匠を集めて紹介。<br>細かな細工、様々なデザインが、江戸の粋を今に伝えている。<br>何よりも動物の姿が愛らしく、見ているだけで楽しくなる一冊。<br>吉田 ゆか里 著
光村推古書院
2019年06月
ネツケ ノ ズカン ドウブツ
ヨシダ ユカリ
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