人権論の光と影 環大西洋革命期リヴァプールの奴隷解放論争 / 田村 理 著
国際的な奴隷貿易によって繁栄し、「黒人の血で塗り固められた」港湾都市リヴァプールに、奴隷解放運動の嵐が吹き荒れる。当時の論争を活き活きと描写し、その人権論の理念と帝国意識との関連を主張する野心作。国際的な奴隷貿易によって繁栄し、「黒人の血で塗り固められた」港湾都市リヴァプールに、奴隷解放運動の嵐が吹き荒れる。弁護士ロスコー、書籍商ラシュトンら多彩な人物に焦点を当てながら、その人権論の理念と帝国意識の関連を主張する野心作。<br>田村 理 著
北海道大学出版会
2021年12月
ジンケンロン ノ ヒカリ ト カゲ
タムラ タダシ
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