世界金融危機の歴史的位相 / 斎藤叫/編著

世界史の視点から立体的に位置づけるこの危機は、いかなる時代の終焉を意味し、どのような転換をもたらすのか。1929年恐慌との比較、覇権国の交替、 グローバル資本主義化など長期的視点、1980年代以降「新自由主義」政策からの転換など中期的視点、 国際金融システムをも視野に入れ、世界史の中に立体的に位置づける。<br>