進行がんを患うひとが語る「死」 / 川端愛 著

患者にとって死はどう捉えられ、どう経験されるのかを医療者が多面的に理解し、患者との対話につなげていくうえで役立つ一冊。進行がん患者の「死」に対する捉え方は、病期の移行とともに変化する。再発を告げられたとき、積極的治療の終わりに近づいたとき、そして緩和ケアへと移行するとき、人それぞれの多様な「死」への捉え方の変化が現れる。本書では現象学的アプローチを用いたがん患者の語りの分析から、そうした患者にとっての「死の“近さ”」について考察する。<br>川端愛 著
日本看護協会出版会
2023年02月
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