台湾阿里山物語 先住民青年・高一生の生涯と台湾近現代史 / 竜口英幸
日本統治下の台湾・阿里山に生まれた先住民ウォンゲ・ヤタウヨガナ(日本名:矢多一生、のちの漢名:高一生)。<br />日本の教育に学び、警察官兼教師として農村改革に努めた彼は、日本の植民地統治成功の象徴(シンボル)となった。戦後、?介石政権下で高山族リーダーとして自治を希(ねが)うも、白色テロにて無念の刑死。才能に溢れ美しい歌も残した青年の生涯を、台湾400年の悲史にたどる。<br>竜口英幸
西日本新聞社
2025年07月
タイワンアリサンモノガタリ
タツグチヒデユキ
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