旧きものの衝撃 1900年以降のテクノロジーとグローバル・ヒストリー / デイヴィッド・エジャ
イノベーション幻想をこえて、利用やメンテナンスに着目することで、先進国から貧困地域に至る多様な技術の展開を統一的にとらえる。イノベーション中心主義をこえて――。日々の暮らしや巨大産業、さらには軍事も、「新型」だけでは成り立たない。むしろ我々は、慣れ親しんだ品々や技術を、修理・改良して使い続けている。この事実から見えてくる、驚くほど豊かな世界とは。日本を含む先進国から最貧困地域まで、新旧入り混じるテクノロジーの進化をたどり、歴史像を鮮やかに刷新する。<br>デイヴィッド・エジャ
名古屋大学出版会
2025年07月
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