「ボランティア」の誕生と終焉 〈贈与のパラドックス〉の知識社会学 / 仁平 典宏 著
「善意」と「冷笑」の狭間で――。動員モデルと意味論分析を介して、日本におけるボランティア言説の展開をたどり、参加型市民社会のあり方を鋭く問いなおす。「善意」と「冷笑」の狭間で――。人々を社会参加へと枠づける言葉は、どのような政治的・社会的文脈で生まれ、いかなる帰結をもたらしてきたのか。その言葉がまとう形はどのように作動するのか。動員モデルと意味論分析を介して日本におけるボランティア言説の展開をたどり、参加型市民社会のあり方を鋭く問いなおす。シニシズムを脱することはできるのか。<br>仁平 典宏 著
名古屋大学出版会
2011年02月
ボランテイア ノ タンジヨウ ト シユウエン
ニヘイ ノリヒロ
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