反革命のフランス近代 王党派・教会・貴族からみた新たな歴史像 / 上垣豊

近代フランスを反革命の側に焦点を当てて見ることによって、革命後のフランスの政治と社会を再検討し、新しい歴史像の構築を試みる。本書は、これまでほとんど研究が行われていなかった王党派など従来反革命の側に立つとされてきた勢力に光を当てる。それにより、自由派、共和派などに偏った革命以後のフランス近代史像に修正を迫り、近代における君主政の意義や貴族の役割についての再考を試みる。<br>上垣豊
昭和堂
2024年01月
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