先生、カタツムリが背中の殻を修復しています! 〈鳥取環境大学〉の森の人間動物行動学 / 小林朋道
白ヤギばかりの大学のヤギ部に、黒ヤギ「チャー」と茶色いヤギ「ゲラ」がやってきた!<br>今までにない色の新入りと古参白ヤギたちのドラマチックな化学反応を期待するコバヤシ学長だったが……。<br><br>小林ゼミ慣例・卒業生へのプレゼントづくりで動物ポーズをとらされ「アクスタ」になったり、学生たちが学内で思い思いに品物を披露する「ぷらいべいと博物館」に展示されたアライグマの骨から40年前の旧友を思い出したり、殻に穴があいたカタツムリを保護して「カタツムリ(陸の巻き貝)とイシタダミ(海中の巻き貝)の殻修復能力の違い」から生き物の進化を考察したり……。<br><br>学長になったからこそ生まれた新しい視点で、ヒトと動物の生態を鋭く考察。<br><br>限られた時間でふれあう動物たち・学生たちへの気持ちがより深まった最新刊。<br>小林朋道
築地書館
2025年11月
センセイカタツムリガセナカノカラヲシユウフクシテイマス
コバヤシトモミチ
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