複眼で見る医療経済とイノベーション / 真野 俊樹 編著
少子高齢社会、社会保障費の増大など、いま日本の医療は過渡期を迎えている。<br>そもそも医療分野は、専門性が高く、提供する医療者と患者間での情報ギャップ(「情報の非対称性」)が大きい。<br>また、医療関係者や医療経営者など、その立場においても、どのように医療と対峙するかにより、その捉え方や見解も大きく変わる。<br>さらに、個人レベルにおいては、患者自身が自ら選び、医療と向き合う「選択する医療」が求められる時代にもなってきている。<br>本書は、そうした多義性の高い“医療”と向き合ううえで、病院経営、薬剤、また米国医療の最新動向、さらに米中における医療イノベーション事例など、医療経済の側面を中心に“医療の現在地と未来”を多角的に考察。<br>様々な専門家が、マクロな視点から、これからの“医療”のあり方や、そのヒントを提言する。<br>真野 俊樹 編著
千倉書房
2022年02月
フクガン デ ミル イリヨウ ケイザイ ト イノベ−シヨン
マノ トシキ
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