Su−24 フェンサー

可変後退翼をもつロシアの戦術爆撃機<br><br>Su-24フェンサーは、1970年代半ばからソ連空軍で運用されている戦術爆撃機だ。<br><br>可変後退翼と並列複座のコクピットが特徴で、ソ連の爆撃機としては初めて本格的な全天候作戦能力、超音速での低空侵攻能力を獲得した機体である。<br><br>最大8トンもの誘導爆弾や対地/対艦ミサイルを搭載できる爆撃機型のほか、派生型として偵察機型や電子戦機型が存在し、海軍でも少数が運用されている。<br><br>本書では、半世紀近くにわたってソ連・ロシア軍で現役にあり、数々の戦火をくぐり抜けてきたSu-24シリーズを、メカニズム、生産型、開発の経緯、最新の配備・運用状況といった多角的な視点から解説する。<br>
イカロス出版
2021年11月
エスユ− 24 フエンサ−
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