現代語訳 大正名器鑑 井戸茶碗編 / 高橋義雄

井戸茶碗はかつて朝鮮半島でつくられ、十六世紀初めより茶の湯(茶道)で珍重され、茶碗の中でも“最高峰”とされる。大振りで堂々としたたたずまいの井戸茶碗は、侘び茶の隆盛とともに茶人の間で高く評価され、井戸茶碗 銘「天下一」が豊臣秀吉の茶会で使用されるなど、戦国武将にとって自らの威信を示す憧れの道具でもあった。<br>今回は高橋義雄(箒庵)の『大正名器鑑』より「井戸茶碗」75 点を全収録、原本の写真とともに、読みやすい現代語訳のハンディな一冊とした。<br>高橋義雄
宮帯出版社
2025年02月
ゲンダイゴヤク タイシヨウ メイキカン イド チヤワンヘン
タカハシ ヨシオ
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