声に出して読みたい日本語 / 齋藤 孝
声に出して心地よい名文・名句を集めた本祇園精舎の鐘の声からガマの油売りまで、<br>覚えて声に出すと心地よい日本語の名文、名句を集めた本。<br>暗誦は心を養うために必要であり、もっと注目すべきと説く。<br><br><おわりにより><br>いま、暗誦文化は絶滅の危機に瀕している。<br>かつては、暗誦文化は隆盛を誇っていた。<br>小学校の授業においても、暗誦や朗誦の比率は<br>低くなってきているように思われる。<br>……歴史の中で吟味され生き抜いてきた名文、名文句たちを<br>私たちのスタンダードとして選んだ。<br>声に出して読み上げてみると、そのリズムやテンポのよさが<br>身体に染み込んでくる。<br>それは、たとえしみじみしたものであっても、<br>心の力につながってくる。<br>齋藤 孝
草思社
2001年09月
コエ ニ ダシテ ヨミタイ ニホンゴ ニツポンゴ
サイトウ タカシ
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